第1回の梗概提出について

 予定よりもずいぶん早く梗概を提出してしまった。こんなことをしていては、もっとぎりぎりまで推敲するものだ、とお叱りを受けてしまいそうなのだが、どうしても提出したかった。

 特段、最初に提出する人間になりたかったわけではない。ただ、締め切り間際になってドタバタするのが特段に苦手な性分なのだ。というか、最終日の焦燥感のことを考えただけで息苦しくなってしまうので、夏休みの宿題もレポートも、前倒しで終わらせてしまうほうが気楽だった。この宿題については、結局最後までやらなかった友人がどうなったかとか、教師がきちんと膨大な宿題に目を押しているのを疑った別の友人が仕掛けたイタズラだとか、愉快なエピソードはあるのだが、その辺りはいつか形を変えて作品の中に忍び込ませることとしたい。

 それはさておき。早めに提出してよかったことがいくつかあった。まず、編集画面にある程度慣れることができたことだ。特に、これはhatenaと共通しているのだが、デフォルトで段落を改めた場合、読みやすくするためか、この記事のように自動的に段落同士の間に隙間が少しできる。そのため、Wordからコピーアンドペーストをすると、意図したとおりの画面にならないのだ。*1隙間がない、普通の文章のようにするには、Shift+Enterとする必要がある。普通の文章のようにしたければ、実作はWordではなく、直接ゲンロンの編集画面を使ったほうがよさそうである。

(もっとも、オンラインで読んでいただくこともあると考えれば、デフォルトの配置のままのほうが、可読性は高い気もする。他の方がどのようにしているかを参考にしつつ、検討したい)

 もう一つの良かったことは、先ほどの焦らなくて済むということとも共通するが、実は自分は投稿するときに一つミスを犯していた。誤ったボックスにチェックを入れていて、梗概ではなく実作に投稿してしまったのである。ゲンロンのサイトをずっとウォッチしていた方は気づかれたかもしれない。

 気づいたときには冷や汗が止まらず、慌ててゲンロンの担当の方に連絡を取り、事なきを得たのだが、もしもこれが最終日だったら夜も眠れなかっただろう。やはり、この方が自分の性分に合っている、と改めて思い知らされたのである。

 

 さて、それとは別の話になるのだが、こんなスプレッドシートを作ってみた。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1hXFbwzePYOt-D2bQghJS5xuq7hNfOL4lsloaplRJxuU/edit#gid=0

 これは、以前の記事でまとめた自分の目標の整理のためだ。つまり、できるだけ毎回毛色の変わった作品とするために、どんな作品だったかを、簡単にまとめている。この目標を達成するため、サブジャンルについても、できるだけ違ったものとしていきたい。

(参考資料)

https://www28.atwiki.jp/tohokusf/pages/146.html

 ただし第1回に限っては、SFのサブジャンルとして特にピックアップしたものはない。初回ということで、自分が最初にSFという単語からイメージしたものを梗概としてある。少々いい加減だが、宇宙を舞台にした作品はもう一つくらい書きたい。それに、サブジャンルが違えば、同じ宇宙を舞台にしても、全く異なった印象を与えることだろう(同じ宇宙ものでも例えば太陽系の中と外で全然違う、といわれたら、それまでなのだが……)。

*1:それと、もう一つ厄介なことがあって、時折どういうわけか、段落の最初のスペースを無視するのである。おかげで、上から下まで読みなおしながら、スペースを挿入する羽目になった。一部の小説投稿サイトでもそういう現象が見られたが、原因がわからない。ご存知の方は、誤用とお急ぎでなければご教授いただけると幸いである。