架空文字(2)

大分間が空いた。

特に反響があったわけでもないので、これ以上アップロードしてもしょうがない気もするのだが、(1)のままで終わっているのも居心地が悪いので掲載する。

もともと、自分が作成した記号の類をすべて掲載しようかとも思ったのだが、そうなると手で写す手間が膨大になる。

よって、ここに掲載する架空文字は、自分が実際メモとして使ったものか、比較的形が単純なものに限ることにする。

 

ギリシア

ここに掲載するのは、古典ギリシア語を表記するために作った文字だ。

なんでわざわざそんなものにしたのかというと、古代ギリシア語の音韻が規則的で、それに合わせた記号を作ったら面白いだろうと考えたためだ。

なんとなく、メナンドロス模様に似ていなくもない。

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ラテン語

ほぼ同時期に作成したもの。ただし、当時のラテン語の知識が限られていたため、現代イタリア語の発音が紛れ込んでいる。

中学生頃だったのと、まだネットがさほど発達していなかったのとで、古典の発音と教会式の発音などの乖離などを、よく理解していなかったのである。

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■インド文字風

デーヴァナーガリーを思わせる形にしているが、日本語を表記するために作った。記憶のため、文字の形を既存のものから借用している。たとえば、rはよく見るとRの変形だし、lをあらわす文字はひらがなの「れ」に似ている。

右端に「アフ」「アキ」などの音があるのは、漢字音の表記に使うつもりだった。

漢字を音読みすると二文字目は必ずイ・ウ・キ・ク・チ・ツ・ンになる。それを反映させた略記法を試みていた。

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象形文字

記憶しやすくするために、簡潔な文字を作った。

人体をかたどった図形を組み合わせることで、ひらがな五十音を表す。

母音は頭、腕、脚。子音は頭、胴体、手、足。rの音は内臓のつもりだ。

この発想は、天地人をその形の由来としているらしい、ハングルを参考にした。

この架空文字は比較的字形が単純なので、気分に応じて変形させやすく、解読を難しくできるかもしれない。

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■ぐねぐね

一時期筆記体を左に傾けることがマイブームになっていたのだがそれに影響を受けている。

曖昧母音を点で表し、子音の変化を:で表すなど、エルフ文字の影響がある。たとえばtに:をつけるとθの音になる、などだ。

もともとドイツ語の音に当てはめるつもりだったが、語学力の問題で結局日本語と英語にしか使わなかった。

また、比較的頻繁にこの架空文字をメモとして使ったためか、年月を通して多少形が変化している。

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インクを使って書くと多少は様になる。

 

以下、画像集。

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架空文字については以上。