大分間が空いた。
特に反響があったわけでもないので、これ以上アップロードしてもしょうがない気もするのだが、(1)のままで終わっているのも居心地が悪いので掲載する。
もともと、自分が作成した記号の類をすべて掲載しようかとも思ったのだが、そうなると手で写す手間が膨大になる。
よって、ここに掲載する架空文字は、自分が実際メモとして使ったものか、比較的形が単純なものに限ることにする。
■ギリシア語
ここに掲載するのは、古典ギリシア語を表記するために作った文字だ。
なんでわざわざそんなものにしたのかというと、古代ギリシア語の音韻が規則的で、それに合わせた記号を作ったら面白いだろうと考えたためだ。
なんとなく、メナンドロス模様に似ていなくもない。
■ラテン語
ほぼ同時期に作成したもの。ただし、当時のラテン語の知識が限られていたため、現代イタリア語の発音が紛れ込んでいる。
中学生頃だったのと、まだネットがさほど発達していなかったのとで、古典の発音と教会式の発音などの乖離などを、よく理解していなかったのである。
■インド文字風
デーヴァナーガリーを思わせる形にしているが、日本語を表記するために作った。記憶のため、文字の形を既存のものから借用している。たとえば、rはよく見るとRの変形だし、lをあらわす文字はひらがなの「れ」に似ている。
右端に「アフ」「アキ」などの音があるのは、漢字音の表記に使うつもりだった。
漢字を音読みすると二文字目は必ずイ・ウ・キ・ク・チ・ツ・ンになる。それを反映させた略記法を試みていた。
■象形文字風
記憶しやすくするために、簡潔な文字を作った。
人体をかたどった図形を組み合わせることで、ひらがな五十音を表す。
母音は頭、腕、脚。子音は頭、胴体、手、足。rの音は内臓のつもりだ。
この発想は、天地人をその形の由来としているらしい、ハングルを参考にした。
この架空文字は比較的字形が単純なので、気分に応じて変形させやすく、解読を難しくできるかもしれない。
■ぐねぐね
一時期筆記体を左に傾けることがマイブームになっていたのだがそれに影響を受けている。
曖昧母音を点で表し、子音の変化を:で表すなど、エルフ文字の影響がある。たとえばtに:をつけるとθの音になる、などだ。
もともとドイツ語の音に当てはめるつもりだったが、語学力の問題で結局日本語と英語にしか使わなかった。
また、比較的頻繁にこの架空文字をメモとして使ったためか、年月を通して多少形が変化している。
インクを使って書くと多少は様になる。
以下、画像集。
架空文字については以上。