昔いただいたメール等も読み返してまとめた。
過去のアドバイスを読み返すのはつらく、流し読みしかできなかったが、基本的な問題点の傾向はほぼ同じだ。
自分に向けてチューニングしたアドバイス集。書くことがあるとすれば、ここに示したポイントを振り返りたい。
- ハードSF的な設定は良い。
- 解かれるべき謎は何か?
- 文章は読みやすい。
- ただし、ハードな舞台だけれども恋愛を主軸に据えた場合、文章は柔らかくしたほうがいい。文体を工夫せよ。
- 濃く書く部分と薄く書く部分を分ける。
- どんな読者を想定しているか?
- 入りやすい入口、とっかかりが大事。
- 何の話か分かりやすいように。起承転結が大事。
- 生理的な表現はいいものがある。
- 論理展開をいい加減にしない。
- 主人公が謎を解くための伏線をきちんと張っておく。
- 思い付きではダメ!
- ラストは説明するのではなく、絵で示す。
- 特に台詞で説明しすぎない。
- 謎解きが台詞ですべて解決というのはダメ。
- 絵になる風景を!
- 最初と最後で主人公は成長しなければならない。
- ストーリーは飛躍させてもいい。
- 壮大に広げるか、気持ち悪くたたむか。
- ありきたりな結論ではSFとしてダメ!
- 当然とされる価値観を疑えるのがSF。
- さらに次の世界・探求の予感があるといい。
- 新しい価値観が欲しい。
- 同じようなオチにしない。
- 特に台詞で説明しすぎない。
- 逆境の中での成長を示す。
- 無駄な場面、趣味でやっている描写は消す。
- どの場面にも意味・伏線・機能がいる。
- 思いついたもの全部を入れる必要がある。
- 世界観は、短編の場合は現実世界と一か所違う程度でいいかも。
- 二つの選択肢の間で迷い。厳しい選択を迫られるほうが面白い。
- 対話は面白く。
- 義務で会話しているようなのはダメ。
- 説明の台詞は必要な分だけ。
- 冒頭の掴みは大事。
- 何の話か冒頭で分かるように
- アクションを書くのはうまくないのでやめる。
- 紋切型。コンテのト書きっぽい。
- キャラクターを魅力的に。
- 十代の初恋的なものは避ける。
- 青春を引きずりすぎない。
- とはいえ君と僕の関係性はいい。
- なぜここを舞台にしたのか? も雰囲気だけで決めない。
- 親とか支援者とかが優しすぎないか?
- もっと残酷でいい。
- メタフィクションばかりやらない。
- やるなら枠物語の中と外の相互作用が大事。
- ありきたりなことばかりやらない。
- 素の自分だけで書かない。
- テンポが遅い。
- 言い訳しない。
- 自己分析が甘い。
- 女性描写はいい。
- ただし「私だって内面がある」という独白ばかりやってもしょうがない。
- 人間じゃないAIを人間的に書くのはいいが、じゃあ人間的って何? ってのを突き詰める必要がある。
- 登場人物同士の共通の課題というのはどうか。
以上。
【追記】友人からのコメント。
- 読みたいものを書こう。
- 先に謎解きを考えるよりも「もしもこうだったら」「What if」からスタートしたほうが面白い。
- 三行のログラインは面白そうな次回予告、そこからつなげていく。
- アイディアから根幹のストーリーが生まれ、そこから要請されるキャラクターを固める手法がある。
- 個人的な話を書いても、外へと広がっていく作品とは何か。
それから個人的に、
- 使えそうなパターンをすべて書き出す。
- 人間関係。
- サイエンスの分野。
- 登場人物の共通点・相違点は何?
【追記】
ひっくり返そう!
なんでも事情を冒頭で説明せず、話が真ん中くらいまで進んでから謎を解こう。変なあだ名の由来とかね!
主役はキャラとストーリーであって科学的正確さではない!