2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

第4回ゲンロンSF講座の個人的な目標

そろそろゲンロンSF講座の開催が近づいてきたので、あらかじめ目標を立てておこう。漫然と受けるよりは効果が上がると期待したい。 【自分の努力だけで達成可能なもの】 梗概と実作について 1.梗概は毎回必ず提出する。 2.梗概が採用されようがされまい…

「SFの書き方」よりメモ その5

第9回 宇宙 小川氏 (重力井戸の深さについて述べてから)こうやって現実的な計算を始めるとすぐに行き詰ってしまうので、何かひとつ現実を越えた仕掛けが必要になってくるわけです。 大森氏 宇宙開発そのものを話しの中心に据えるよりも、周辺で仕事をして…

「SFの書き方」よりメモ その4

第7回 家族 新井氏 浮かんだ言葉を足掛かりにして、とりあえずキャラクターを作っちゃうんです。……(中略)……なんでもいいからひたすらその子に喋らせる。そうすると、喋り方と喋る内容でキャラクターができてくる。 大森氏 (註:それを受けて)……シリーズ…

「SFの書き方」よりメモ その3

第5回 梗概・実作講評 宮内氏 SFはジャンルの性質上、そういう説明をしないといけないことが多いんだけれども、小説の構造上、書けないことも多くて、そのバランスをうまくとらなければならない。 大森氏 SF風味のファンタジイとしては非常によくできている…

「SFの書き方」よりメモ その2

第3章 構成 冲方氏 梗概が上手い人は、自分がこれから何を書くかわかっている。自然と本文も上手になります。 冲方氏 梗概はまず、修飾しない。次に、ひとまとまりのものを書く。ハリウッドで言われているのが「三行以内で書け」。「誰がなぜ何をしようとし…

「SFの書き方」よりメモ その1

SFの書き方 「ゲンロン 大森望 SF創作講座」全記録 (早川書房) 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2017/06/30 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (10件) を見る この本を読み返して、個人的に役に立つと感じたところを、抜き出しておく。 第1回 定…

ですます。

この文章は常体で書いているのだけれど、敬体のほうがよかったかな、と考えることもある。しかし、普段の小説と日記を書くときの文体がこれなので、慣れているのだ。 当然、手紙を書くときにはですます体で書く。下手をすれば、家族に対してもそうしているこ…

梗概を書こう

梗概についてだ。これは当然書いたほうがいい。自分が目標を逸れていないかを確かめるのに便利だ。 もちろん、一発目の梗概がうまく書けるとも限らない。そういうわけで、僕は最初に、登場人物のメモや書きたい場面、設定などをブレインストーミングする。正…

長所と短所

自分の文章を褒めてくれる人がいるのはとても嬉しいことで、誇らしくも思う。なので、今回は自分の文章の長所と短所をあげることで、今後どこを伸ばし、どこを補うかを考えるヒントとしたい。 第一に、ありがたいことに、文章力が高いと褒めてくれる人が多い…

ゲンロンSF創作講座2019に申し込んだ

なぜ自分は小説を書いているのだろう、と立ち止まってみた。 というのも、先日ゲンロンSF創作講座2019に申し込んだからである。 何で申し込んだのかと言うと、ここ数か月執筆の手を止めて、夜に静かな時間を過ごしていると、これはこれで幸せな時間なのでは…

一日に原稿用紙五枚

一日に、原稿用紙何枚分くらいを書き上げることができるだろうか。他人と比べても仕方がないのだが、気になっている人も多いことだろう。 僕の場合、大体原稿用紙五枚がちょうどいいのではないかと思っている。 もちろん、兼業作家の場合、夜に帰宅してから…