SF創作講座

最終実作、ダールグレンラジオ、それから松山氏の感想

■謝礼 皆様、いつも励みになるコメント、ありがとうございます。毎度参考にさせていただいております。 ■ダールグレンラジオでいただいた感想 いつものことだけれども、どなたの発言かを聞き取ることが難しいので、とったメモから大意を拾う。ここの15:00く…

最終課題:ゲンロンSF新人賞梗概感想、その4

■近況 昨日、気分が晴れなかったのと軽度の頭痛*1がしていたので、気晴らしに近所の公園で読書をしようとした。ところが、いざ公園についてページを開こうとしたら本を忘れていたことに気づいた。仕方がないので、その辺を二時間ほどうろうろして帰った。気…

最終課題:ゲンロンSF新人賞梗概感想、その3

■近況 昨日はジョギングをした。以前マスクをしながら走ったら相当に息苦しかったので、今回はバンダナを口と鼻の周囲に巻いてみた。これがなかなか悪くない。マスクのように緩んでこないし、適度に息が通る。 ただし、外見が少々怪しいので、バンダナの模様…

最終課題:ゲンロンSF新人賞梗概感想、その2

昨日はさんざん長話をしたので、今日は早速本題に入ろう。 ■古川桃流「老舗の品格」 盛り上がるポイントが複数考えられているのがいい。作者が自分の得意なジャンルを自覚しているのもいい。 ただ、他人の顔色をうかがってきたはずのヨシノが「商売をバラさ…

最終課題:ゲンロンSF新人賞梗概感想、その1

■謎のアクセス件数増加 このブログ、SF創作講座の実作感想の記事を書いたときには、大体50から60ほどのアクセスがあるのだけれど、記事を書いていたわけでもないのに、なぜか4月30日に40件ほどのアクセスがあった。どこかにリンクを貼られたのかな? 謎であ…

毎朝の散歩、季節の花、civilization 6、それから最終実作に向けて

■近況 美術館に足を運べない日々が続いている。 はじめのうちは、自分の週末の大部分を占めていた趣味を封じられてかなりうんざりしていたのだが、近頃は通勤に使っていた時間帯に人通りの少ない近所を散歩しながら、道端や軒先の色とりどりの花を眺めること…

2019年度ゲンロンSF創作講座第10回「「20世紀までに作られた絵画・美術作品」のうちから一点を選び、文字で描写し、そのシーンをラストとして書いてください。」実作の感想、その2。 それからイギリスに住んでいたこと。

時折、SF講座の参加者のツイッターをのぞくのだけれど、そこで誰かが昔イギリスに住んでいたということを述べていた。あれ、誰だったっけ。自分も幼児の頃に住んでいた覚えがあるので、意外な共通点に驚いたのだ。 以下、後半戦。 ■黒田 渚「エンドレス・ス…

2019年度ゲンロンSF創作講座第10回「「20世紀までに作られた絵画・美術作品」のうちから一点を選び、文字で描写し、そのシーンをラストとして書いてください。」実作の感想、その1。

■意外と少なかった実作 今回は全部で十三作。二か月の猶予があったにしては少ない気がする。 これが新型コロナウイルスに伴う社会のバタバタのせいなのか、単純に講座に疲れて心が折れてきたのか、最終実作に向けて充電しているのか、それはわからない。 今…

第10回ゲンロンSF創作講座(x月x日)のための覚書

■近況 新型コロナウイルスの影響で、とうとう講座が行われる日が未定となってしまった。昨今のウイルスの影響はすさまじいものがあり、うちの職場でもテレワークが導入された。自分としては、本当は週に一度というペースで試せればよかったのだが、新型コロ…

2019年度ゲンロンSF創作講座第9回(2月20日)受講後の感想、それから野菜ジュース御馳走様です、ふたたび。

■また中野伶理氏から野菜ジュースをいただいた。 ごちそうさまです。今日もおやつにしました。おいしかったです。 野菜ジュースがあるし、ランチはちょっと脂っぽいものにしようかな、と考えたのだけれど、居酒屋に間借りしていた*1担々麺屋さんが営業を取り…

2019年度ゲンロンSF創作講座第9回「ファースト・コンタクト(最初の接触)」実作の感想、その4。あと、ツイッターのリプライ、滞っています。すみません。

宇部さんの作品は「おっとり」として「おとなしい」印象を受ける。淡々と進めるならもっと叙情的な表現で書くか、「設定」をぶっ飛んだものにした方がいいかも。宇部詠一 - 君の声は聞こえる。僕の返事は届いただろうか。 https://t.co/QgVKcWHkor #SF創作講…

2019年度ゲンロンSF創作講座第9回「ファースト・コンタクト(最初の接触)」実作の感想、その3。

主人公がナイーブすぎるというか、素直すぎるだろうそれは、と思ったのだけれど「徹頭徹尾そういう性格である」ということで一貫してた。私は大きな話と、個人的な話をつなげるのが苦手なので、なるほど、相似なシチュエーションにするのか、という学び。 — …

2019年度ゲンロンSF創作講座第9回「ファースト・コンタクト(最初の接触)」実作の感想、その2。それと文フリに参加してきたくなってきた。

文学フリマに参加してみたいなあ。なんてことを、ふと思った。 というか、講座をやめても何らかの形で創作コミュニティに所属しておきたい。なんでかっていうと、単純にやる気が出てくるし、自分と同時代のものを書く人間が、いったいどんなことを考えつつど…

2019年度ゲンロンSF創作講座第9回「ファースト・コンタクト(最初の接触)」実作の感想、その1

無理せず、でも宇部さんのコメントを一同、楽しみに待っています! — 宇露倫 (@LIN_utsuYu) 2020年2月14日 はい。頑張ります。そこまで言ってくれるんだもの。 実際問題、一日に5作読んで、まあ土日に読めるかどうかはわからないけれど、月曜から水曜までは…

第9回ゲンロンSF創作講座(2月20日)のための覚書

■近況 パソコンが壊れたのでsurfaceを買った。今のところ快調。 なかでも、顔認証が非常に快適。SF小説家になろうとしている人間が、最新のガジェットに触れるのがこれほど遅いのはどうかと思わなくもないのだが、あの「ニューロマンサー」だってパソコンで…

2019年度ゲンロンSF創作講座第8回(1月16日)受講後の感想、実作で僕がついた一つの嘘、それから野菜ジュース御馳走様です。

■自主提出で2点もぎ取ったぞ ばんざーい。 ■実作でついた一つの重大な嘘について。 すみません僕の知る限り岩屋と福良のレンタサイクル屋が提携しているという事実はありません。 作中で主人公が北側の自転車を南に預けて別の島に行っていますが、多分現実に…

2019年度ゲンロン第8回SF創作講座「「取材」してお話を書こう」実作の感想、その2、それから正岡子規は「雑な創作をするくらいならへちまでも作ってろ」と述べたことについて

■変態呼ばわりだなんてひどくないですか 今回の実作は、香木がテーマになっているのだけれど、作中でどのような香りであったかを具体的に表現しなかったのは、比較的素朴な古典の表現を意識していたからである。 それはさておき、自分は比較的嗅覚に頼ること…

2019年度第8回ゲンロンSF創作講座「「取材」してお話を書こう」実作の感想、その1

■徒然思うこと こうしてツイッターやブログで受講生の発言を追っていると、みんな結構SF以外の文学・文芸を含めた諸々の芸術一般に触れていることがわかる。それは中国映画だったり、ルネサンス期の絵画・彫刻だったり、最新のJ-POPであったりと、様々なのだ…

第8回ゲンロンSF創作講座(1月16日)のための覚書、ついでに「忘れえぬ女」などについて

最近気づいたんだけれど、「SF創作講座 ブログ」と検索しても、このブログにたどり着かない。別にアクセス数を稼ぐためにやっているわけではないので全然構わないのだけれど、たとえば来シーズンの受講生が情報を求めてきたときに、何らかの助けになるといい…